日経平均と成約率の関係、景気とネット広告戦略
こんにちは、松浦です。
円安が進み、日経平均が今年の最高値近辺をウロウロしています。
とはいうものの、上がったのは株価と、
富裕層の資産、そして一部大企業の利益とその正社員の給料だけで、
中小零細、特に地方にはその恩恵が浸透していないのも事実。
8月の消費支出も前年同月比でマイナスです。
8%消費増税の落ち込みからの回復が鈍く、
7-9月期の指標も悪いと予想されるので、
ぜひ消費増税10%は見送ってほしいものです。
しかし、相関係数をイチイチ計算していないので
「相関性がある」とは一概にいえませんが、
私や私の周りも、やはり日経が1万円のころよりも、
現在のほうが売上が上がっているのも事実です。
景気をにらんだPPC広告戦略
さて、現実問題としてそのような状況の中で、
より費用対効果の高い広告戦略をどう展開していくか。
たとえば、私が半年前から行って実験したのが、
アベノミクスの恩恵がある程度波及していると思われる
大都市圏だけに広告展開を絞るという施策です。
GoogleアドワーズもYahooプロモーションも設定はカンタン。
広告を出稿したい地域を選択するだけです。
たとえば、私の場合、
東京、神奈川、千葉、埼玉、名古屋、
大阪、京都、兵庫、愛知、福岡
だけに出稿するように設定しました。
そうすると、全国一律に出稿するよりも、
成約率(コンバージョン率)が1.2%アップし、ムダな広告費を削減しながらも、
売上、利益率を向上させることができました。
もっといえば、埼玉あたりを削って、
(アベノミクスの波及効果が日本で最も早く・高い)東京の出稿率を引き上げれば、
より費用対効果は高まるかもしれません。
このように、リアルタイムな経済状況を分析・把握し、
それをスピーディーに反映させ、実験、検証できるのも
ネット活用のよいところですね。
- タイムリーな経済状況を把握しておく
- その情報を己の分野でどう活用できるかを考え、
スピーディーにPDCAをまわしてみる
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